今日は宿直明け。眠かったので昼寝しました。
過去、ビルメンについていくつか記事を書きましたが、
比較的良いところにフィーチャーした記事でした。
今回は、業界経験2年の中で感じたビルメン業界の闇を書いていきます。
宿直有りのローテ現場におけるものなので、月‐金勤務のビルメンや日勤のみの場合は当てはまらないかも。思いついたら随時更新予定。
1.夜間作業
今回、この記事を書こうと思い至った原因。
僕の居る現場では、通常だと6時間程度の仮眠が取れます。
なので普段は思わない事ですが
たまにある夜間作業で起きてなきゃならない時、こういう時は
普段寝てられる時間に起きてるって事も相まってしんどい。
基本的に、テナント内での工事や作業(特に飲食店)はテナントが帰った後の夜間や休日に行うものなので、自分たち以外居ない空間で黙々とやっていると色々と考えてしまうよね。
やっぱり人間は日が昇ったら起きて、沈んだら寝るべきなんだと思います。
しかも、宿直勤務のメリットである【明け休み】も帰ったら寝てしまってほぼ潰れるから旨みもあまり…
残業代出るから全然マシですけどね、ウチの会社の場合。
明けで昼寝して、17~19時くらいに起きた時のダルさは異常。今日の事です
2.世間との休日がズレている
特に感じるのは金曜日に宿直が当たった時。
僕の居るビル周辺は結構栄えているのもあって、飲み屋なんかが結構あります。
「花金」なんて言うだけあって、歩道や店舗前なんかに酔ってテンションの高い集団がたくさんいるのを尻目に仕事(つっても夜はほぼ待機なんだけど)してると「なんだかなぁ…」と。
そんな時は必死に自分の業務の楽さや休みの多さを脳内で引き合いに出して、心の平静を保つのに必死になります。
最近はそんな事も感じなくなってきた辺り業界に染まった感ある。
一人前のビルメンになれたのかもしれない
3.ゲロやう○この処理をする時
安い居酒屋や不特定多数の出入りが激しい現場に当たるとこういう場面があります。
日中なら清掃の方が居るので丸投げしちゃうんですが(いつもありがとうございます)
夜間、設備と警備しかいない場合は設備員が処理しなくちゃならないんですよね。
正直キツいです。
が、これも慣れてきた辺り、僕も一人前のビルメンに(ry。
側溝やトイレ(大便器)に吐いてくれるならまだマシで、カーペットやマット、洗面台に吐かれると最悪。
昨日、洗面台に吐かれて排水トラップが詰まり大変な目にあいました。ロクでもない。
う○この処理も、大概はラバーカップ↓
で復旧するんですが、詰まって溢れて床が水浸しになってるのを処理してるとなんとも複雑な気分になります。
マスクとゴム手袋必須。
一度酷いのに当たった事があって、どういうわけか
トイレの壁全体にう○こが塗りたくってある
という状況がありました。ツラかった…
4.給料が安い、昇給しにくい
楽で休みの多さが魅力だと語ってきましたが、それで給料まで良いなんてムシのいい話があるわけでもなく基本的には薄給の業界。
しかも、生産性があるわけでもないので評価ポイントが取得資格くらいなもんなんですよね。特に末端設備員の場合。
しかも、難関と言われる電験3種(第三種電気主任技術者)やビル管(建築物環境衛生管理技術者)を取得したとしても、現場員の場合は責任者クラス(40〜50代)で年収500~600万が関の山です(僕の居る下位系列の場合)
まぁそれでも充分だと僕は思わなくもないですが。
現場所長で700~800万くらいですかね?詳しく聞いたことは無いですが、ボーナス額も現場より上がるみたいです。
ただ、これでも結構恵まれてる環境っぽい。定期昇給もボーナスもあるので。
ネットでよく見かけるのは月20万(額面)、昇給ボーナス退職金無しの年収240万とかありますね…
しかも、休日ももっと少ないやら、直明けで残業して32時間勤務とか
正気の沙汰とは思えない情報も出てくる。怖い。
最後に
結局はどこに重きを置くかだと思います。
ブルーカラーに抵抗があるのか、仕事にやりがいを求めるのか、それとも生活の為の手段なのか。
割り切れるなら良い仕事だと思います。
それほどつまらない仕事でも無いし、覚えることが多い分、身についた知識を実感できるのは楽しいですね。
それでいて、休みも多く自分の時間も取りやすい事に僕は魅力を感じています。
優良なビルメン会社・求人を探す方法
ビルメン求人の探し方については、別途記事を書いていますので参考にしてみて下さい。
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おわり