今年のゴールデンウィークは最大10連休なんていう話がありましたが、悲しいかな、ローテーション勤務のビルメンの僕には全く関係無い話。
妻と僕、互いに予定がない休暇は5月7,8日だという事で、1泊2日の草津温泉旅行へ行ってきました。
名古屋から群馬は想像以上に遠い
名古屋エリアから草津を目指した場合、
車で行こうとすると高速を使って片道4時間半だそうです。(グーグルマップのナビによる)
- GWの最終日に絡んでくる日程で混みそう
- 片道3時間以上では、運転だけで疲れる
以上の理由から、交通手段は公共交通機関を選びました。
しかし、名古屋から草津温泉へ行こうとすると、東京を経由して行くか長野を経由して行くかどちらかしか無いんですよね。
長野経由の方がいくらか早いんですが、それでも片道6時間弱。
ちょっと気合が要る距離だなぁ、というのが率直な感想でした。
実際に利用したのは以下のものです。
しかし、温泉好きのはしくれとして、日本三名泉と呼ばれる草津温泉には一度は行っておきたい。
まぁ乗ってしまえば寝てても到着する電車旅なので気楽に行こう、と出発しました。
草津は散策にもちょうどいいスポット
草津温泉といえば、まず思い浮かぶのは「湯畑(ゆばたけ)」ではないでしょうか?
源泉では熱すぎる湯を地表や桶に掛け流し、温度調節をする設備で、ここが観光の起点にもなるエリアです。
源泉がエメラルドグリーンに見えるのは、イデユコゴメという藻類が生息しているからだとか。
一周ぐるっと歩くだけなら10分もかからないんですが、色々と見どころがあります。
『草津に歩みし百人の碑』
草津に訪れた著名人の名前が刻まれたプレートです。
そういった事には明るくない僕でも知ってる名前が沢山ありました。
おっ
テルマエ技師のルシウスさんじゃないっすか!!
ヤマトタケル・源頼朝の次っていうすげーとこの並びに居ますね
これは、阿部寛主演の映画『テルマエ・ロマエⅡ』のロケ地に草津が使われた事から、101人目に選出されたのだとか。
『湯もみ』
♪草津よいとこ〜一度はおいで〜
で有名な湯もみが観られる「熱乃湯(ねつのゆ)」も湯畑エリアにあります。
体験タイムがあるんですが、参加するなら一階席での観覧がおすすめ。先着順でした。
参加すると賞状が貰えると聞いて、軽く興味が出ましたが2階に居たのでダメでした。
『光泉寺』
湯畑すぐの高台にある光泉寺(こうせんじ)。
僕らが訪れた5月7,8日は花まつりが行われていて、かなりの賑わいでした。
本堂の脇には触った箇所が良くなると言われる賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)が。
とりあえず頭を念入りに撫でておきました。ハゲたくねぇ
『西の河原公園』
湯畑から10分ほど歩くと、至るところで源泉が湧き出ている西の河原公園(さいのかわらこうえん)にたどり着きます。
ここではサラッと足湯を楽しんで引き返しましたが
奥まで行くと、『西の河原露天風呂』という草津温泉最大の露天風呂があるようです。
ウェイウェイした感じの大学生グループを数組見掛けて、それを暖かい目で見ている自分に気がつき、もう若くないんだと思わされたのがハイライト。
湯畑から西の河原公園までは、こんな感じの路地を進んでいくんですが、
なんかを、ご当地ビールを飲みながら食べ歩きするのは最高でしたね。
スポンサーリンク
登録有形文化財に泊まれる『山本館』は風情があって最高だった
そして、今回宿泊したのは『山本館』さん。
創業は江戸時代で
そして、この風情ある木造建築は大正時代に建てられたものだとか。
登録有形文化財に指定されている建物に泊まれるって凄くないですか?
古い建物ながら、とても綺麗に保たれています。
飾られているものはどれも歴史を感じさせてくれるし
とにかく雰囲気が最高!
源泉掛け流しのお風呂「若乃湯」
山本館では、草津に数ある源泉の中でも、もっとも効能の高いと言われる(と、書かれていた)白旗から引かれているもので、「若乃湯」だそうです。
僕は17時くらいと23時くらいに入ったんですが、2回とも入ってから出るまで誰も来なくて貸し切りでした!
貸し切りをいい事に、写真撮らせていただきました。
ただ…
温度が高かった…
浴室に備え付けの温度計があったんで測ってみると、46℃を指しておりました。
長く浸かってられなかったですが、その分噛みしめて入って出てを繰り返し堪能。
これは2日目の朝食。上品な和食で美味でした。
宿の予約は「じゃらん」を利用したんですが、朝食のみプランしか空きが無かったため1日目の夕食は外へ繰り出しました。
居酒屋「おかめや」
草津には「とりあえずこれ食っとけ」って物が調べた感じは無かったんで、どこで食うかな、とフラフラ歩いていたんですが
草津の夜はちょっと寒かった。
段々と我慢できなくなって来たのでとりあえずで入ったのが「おかめや」という居酒屋さん。
地元の方が集う感じの居酒屋って感じで、どの料理も美味しかったです。
適当に入ったのに当たりだったなぁ
食べたの全部載せたらキリないな(笑)
ここでとりあえずストップ。
全部で8品頂きました。美味でありました。
温泉について
やはり、草津の本分と言えば温泉。
全てを巡ることはできませんでしたが、なかなか堪能できました。
草津には様々な源泉があって、それぞれ比べるのも楽しいなぁと思ったポイントでしたね。
詳しい源泉の種類についてはWikipediaがやはり詳しい。
草津温泉 – Wikipedia
僕が行った浴場は、山本館の若乃湯も含め4か所。
大滝乃湯
ここは煮川源泉。「合わせ湯」という、温度の異なる温泉に順に浸かっていく入浴法が体験できる施設でした。
地蔵の湯
地蔵源泉。草津温泉には、無料で利用できる共同浴場がいくつかあるんだけれど、そのうちの一つ。やや白濁した湯で、「この湯で目を洗えば眼病が治る」なんて説話があるらしい。
御座之湯
ekitan.com
ここは湯畑源泉と万代源泉の2種類が楽しめる施設。設備も綺麗で、2階の休憩所も広くて快適でした。
4か所で一番良かったのは
やっぱり雰囲気も込みで山本館の若乃湯かなぁ…
一番”効いてる”感がありましたね。
最後に
ちょっと記事内で時系列が前後する形になってる箇所もありますが、草津旅行のレポでした。
やった事、食べたもの全てを書きだすとキリがないな、って事で色々と割愛しています(笑)
草津は活気ある温泉街で、非日常感を至る所で感じられる良い場所でしたね。
今日でGWも終わりですが、しっかりリフレッシュできたのでまた頑張れそうです!
ジェイティビィパブリッシング 2017-01-17
おわり