以前からPCでの作業やスマートフォンの操作での肩こりがあったんですが、息子が生まれてからは、抱っこからくる慢性的な肩こりと肩甲骨の痛みが酷くなる一方で悩まされています。
3580gで生まれた息子も、7ヶ月を迎えて9000g超え…
抱っこが筋トレのレベルになってきました。
湿布やピップエレキバン、肩甲骨はがしのストレッチなどなど、様々な方法を試したものの、なかなか解消できず…
何か自分でできる解決法は無いかと調べていると、同じく抱っこと授乳からくる肩甲骨の痛みに悩まされていた妻から「ストレッチポールっていうのが良いらしいよ」と情報が入ってきました。
ストレッチポールとは
「え、何この棒…」っていうのが最初の感想でしたが、調べてみると
フォームローラーと呼ばれる理学療法士やアスリートが使う器具で、一般的に知られているのがLPNという会社の販売している「ストレッチポール」ということでした。
これに乗ってコロコロすると筋膜リリース(筋肉のコリをほぐすストレッチ)ができる、という器具です。
また、凝った筋肉をほぐすだけでなく、「骨盤矯正」の効果もあるんだとか。
メジャーリーグの大谷翔平選手や体操の内村航平選手など、一流のアスリートも使っているようですし、Amazonでは500件弱のレビューがありながら驚きの星4.7。
ほとんどの方が効果を実感して絶賛しています。
フォームローラーカテゴリではベストセラー1位。
肩こりや肩甲骨の痛みに効果があったとの声がたくさんあって、「これは効きそうだな」と買ってみることにしました。
類似品との違いについて
いざ買ってみようと商品を検索してみると、出るわ出るわ似たような商品のオンパレード。
まぁパッと見がただの棒なんで、真似しやすそうな商材ですよね。
いわゆる「本家」のストレッチポールが9,000円ほどするんですが、似たようなものが2,000円程度から出品されていました。
何が違うのか?
これはどうやら使われている素材のようです。
LPNのストレッチポールに使われているのが「発泡オレフィン系樹脂(EPE)」に対して、安価で売られているフォームローラー(ヨガポールなどの名称)は大半が「エチレン酢酸ビニール共重合樹脂(EVA)」でした。
- 発泡オレフィン系樹脂(EPE)
・適度な硬さと粘性で、耐久性も高い。
・本家ストレッチポールで使われている。
・価格は高め。
- エチレン酢酸ビニール共重合樹脂(EVA)
・発泡オレフィン系樹脂に比べると柔らかさがあり、粘性は同等。
・耐久性はあまり高くない。
・安価。
という特徴があります。
共和ゴムの「Axis Former(アクシスフォーマー)」
さて、いざポチろうかなというところでAmazonレビューで気になるものを見つけました。
ストレッチポールがいいとの事で購入を検討しましたが、色々調べた結果、ストレッチポールの会社の商品を作っていた共和ゴムからアクシスフォーマーという商品が発売されていました。値段もそちらの方が3000円ほど安く、元々ストレッチポールを製造していた会社の商品なので、そちらを購入して使用しています。全く品質の違いが分からないので、購入を検討されるならアクシスフォーマーも候補にするといいのかな、と思いました。
ストレッチポールを作っていた会社が自社製品を製造しているとの事。
公式ショップにはこのようなページもあったので、共和ゴムがストレッチポールの製造をしていたのは間違いなさそうです。
「現在は契約が切れているので関係ありません」との事ですが、以前までは製造していたわけで、これはむしろ品質の保証と言えるのでは?と僕は判断しました。
アクシスフォーマーとストレッチポールの違い
アクシスフォーマーとストレッチポールの違いはロゴと販売元だけと言って差し支え無いかと思います。
要するにブランド代ですね。
あとは、LPNのストレッチポールにはエクササイズDVDが付属してくるくらいでしょうか。とは言え、映像はYoutubeで見ることができる(公式チャンネル)ので、正直好みのレベルですね。
そんなわけで本家より価格も3,000円ほど安いですし、特にブランドにはこだわりが無かったので実際にはアクシスフォーマーを購入をすることにしました。
実際に使ってみた感想
今まで見たことのない縦長のダンボールに、アクシスフォーマー本体と
基本的な使い方が記載されたカラー冊子が付属していました。
カバーはシボの少ない合皮のスムースな手触りで、上部にファスナーが付いています。
中身の発泡オレフィン系樹脂(EPE) 。密度の高い発泡スチロールって感じです。
使い方については公式でYoutubeに動画がアップされていますし、なんならストレッチポールの方でも動画があるのでそれを見ておけば簡単です。
とは言え、乗って寝転がるだけなんですけどね。
初回の使用時は乗った瞬間からゴリゴリとした痛みがあちこちであって、「これは硬すぎたのかな…」と一瞬後悔したんですが、これは杞憂でした。
すぐに痛気持ちいい感覚に変わり、5分ほど乗った段階でかなり肩〜肩甲骨周りが楽になっている実感が得られました。
使用前の状態を確認しておく
付属の冊子にも記載がありますが、アクシスフォーマーでのストレッチをする前に体の状態を確認しておくと、効果がよく実感できます。
仰向けで床に寝てみると、僕の場合は痛みの強かった肩甲骨周辺が張っていたのか、床に付いていたのは肩甲骨の辺りだけでした。
その後、アクシスフォーマーに乗って5分ほど基本姿勢で左右にゴロゴロしてあとで、同じように床に寝てみたところ、背中全体がベタッと地面につくような吸い込まれる感覚に変化したんですよね。
ああ、こんなに凝ってたのか…と謎の感動を覚えました。
男性は購入する製品の長さに注意
本家ストレッチポールや、今回購入したアクシスフォーマーは長さが98cm。
これらを購入していれば大丈夫ですが、類似品でいいや…という方は製品の長さに注意したほうが良さそうです。
僕は身長が183cmあるので余計にですが、98cmの長さでギリギリでした。
妻はサイズに余裕があったので、女性の場合はLPNが出している「ストレッチポールスターター」が90cmと少し短い代わりに安価なのでおすすめです。
最後に
2018年はまだ4ヶ月ほど残っているんですが、これは今年買ってよかったものナンバーワンになりそうなレベルで良い買い物だったと満足しています。
まだ使い始めて1週間ほどですが、あれだけ色々やっても改善しなかった肩こりと肩甲骨の痛みがなくなりつつあって感動していますね。
これは、アクシスフォーマーが骨盤矯正もできる器具なのが大きいのかなと感じています。姿勢が改善されたことで肩こりが起こりにくい体になりつつある感じですね。
妻もかなり体が軽くなったと喜んでいて、夫婦で大満足の商品でした。
肩こりや肩甲骨の痛み、腰痛などで悩んでいる方はぜひ試してみてください。
おすすめします。