※34巻及び連載再開分のネタバレがあるので未読の方は注意
33巻発売から約1年。
昨日、6月26日に『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』最新34巻が発売されました!
そして、同時に連載が再開!!
今回の休載は約1年と、前回に比べればまだマシでしたね…(既に感覚が麻痺している)
以前の記事で、連載時とコミックスでの加筆を検証したのが個人的になかなか面白かったので34巻でも検証してみようと思います。
『HUNTER×HUNTER』 33巻における加筆修正を連載時と比較してみました!(あと感想も) – ビルメンデス
HUNTER×HUNTER34巻の加筆修正比較
No.354
出典:『週刊少年ジャンプ』2016年 25号 / 『HUNTER×HUNTER』 34巻 / ©冨樫義博
- 実況の髪に加筆、服に着色
出典:『週刊少年ジャンプ』2016年 25号 / 『HUNTER×HUNTER』 34巻 / ©冨樫義博
- ヒソカの顔にアザが追加
顔のアザはこの他にも数ページ修正がありましたが、注意して読まないと見落とすくらいの細かなものです。
No.355
出典:『週刊少年ジャンプ』2016年 26号 / 『HUNTER×HUNTER』 34巻 / ©冨樫義博
- 実況の服
- ヒソカの顔のアザ
No.354と同様に、アザについては他にも数か所確認できました。
No.356
出典:『週刊少年ジャンプ』2016年 27号 / 『HUNTER×HUNTER』 34巻 / ©冨樫義博
- ヒソカの顔のアザ
No.357
出典:『週刊少年ジャンプ』2016年 28号 / 『HUNTER×HUNTER』 34巻 / ©冨樫義博
- 実況の髪に加筆
No.358
出典:『週刊少年ジャンプ』2016年 29号 / 『HUNTER×HUNTER』 34巻 / ©冨樫義博
- 第3王子チョウライの肌の色
見落としがあるかもしれないのでこれが全てではない可能性がありますが、
34巻については連載段階でかなりの作画クオリティだったこともあり、今回の加筆は少なかったですね。
幻影旅団メンバーの本名(フルネーム)が発覚
出典:『HUNTER×HUNTER』 34巻 / ©冨樫義博
連載時、闘技場でサラっと明かされたヒソカの本名だけでなく、話の間のページでの挿絵にて
-
ヒソカ=モロウ(HYSKOA MORROH)
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クロロ=ルシルフル(QUWROF WRLCCYWRLFll)
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マチ=コマティネイト(MATIY KOHMATIYNEIT)
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シャルナーク=リュウセイ(SYARNORKE RYUSEIH)
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コルトピ=トノフメイル(COLHTOPHY TOUNOFMAILL)
と34巻に登場する団員のフルネームが、バストアップの線画と共にスペル付きで掲載されています。
ただ、ちょっと読みが合ってるかイマイチわからないですね…
特にクロロw(クロロはカタカナ読みが最初から出てるので読めますが)
クロロ vs ヒソカの作者による解説
出典:『HUNTER×HUNTER』 34巻 / ©冨樫義博
ここはぜひ自身の目で読んで確かめてほしいのですが、巻末に作者の冨樫先生が「ヒソカ vs クロロ戦でやりたかったこと」を2ページに渡って解説しています。
ヒソカが復活した時なんでマチを殺さなかったのか、というのは連載時から様々な考察がありましたがその辺りについても触れられています。
No.361 『辞退』
※以降、コミックス未掲載分のネタバレあり
34巻発売と同時にセンターカラーで連載再開した最新話について。
- クラピカの人差し指の鎖の能力が判明
- 「おヒマ?」と聞いてくる念獣に憑かれた護衛
- 前回までで動向が描かれていなかった王子たちについて
が大筋になっていました。
やはり各所で話題になっているのは長いこと謎だったクラピカの人差し指の鎖について判明したことですね!
戦闘面では対旅団特化能力が多かったクラピカを再登場させたからには何かしらテコ入れするだろうなとは思ってましたがなかなかに強い能力でしたw
奪う人差し指の鎖(スチールチェーン)
出典:『週刊少年ジャンプ』2017年 30号 / ©冨樫義博
先端が注射器になっており、相手に刺すことで相手を”絶”状態にし念能力を「預かる」ことができる能力。
「絶対時間(エンペラータイム)でしか使えない」
「預かった能力を使うまで絶対時間は解除できない」
「預かった能力は1度使用すると相手に戻る」
という制約はあるものの、預かった能力は自動で解析されて使い方が分かるので不意打ちで相手から奪うこともできるし、強制”絶”で相手の無力化もできる。
他人の念能力を使うことのできる同系統能力、クロロのスキルハンターやレオルのレンタルポッドよりも制約が緩い気がしますね…w
王子たちの思惑とは裏腹に、守護霊獣による殺し合いが始まる流れになっていますし今後の展開からも目が離せないです。
最後に
これだけ休載しまくってても読むとやっぱり面白いのでなんか悔しいんですが、ともかくこれでまた暫く毎週月曜の楽しみが増えました!
今度はどれだけ連載が続くのか…w
おわり