常駐ビルメンという仕事をしている都合、休みが必ず土日とは限らない僕なんですが
今週は土日休みでした。
夫婦揃ってインドアで、だらける事が大好きなもので…
今週末は天気が微妙だったしね。
いつか観ようリスト
かれこれ10年近く、毎期5〜10本のアニメを観ているんですが
その中で、「世間で評判になったけど、見なかった作品」っていうのがいくつもあります。
それは気分が乗らなかったとかそんなレベルの理由なんですが、とりあえず録画だけはしてある状態で放置されて、溜まっていってる状態です。
気分が乗らなくて観なかった=気分が乗れば観る って事で、今回はPSYCHO-PASS(サイコパス)を観ることにしました。
きっかけはこれ↓
ついに完成! PSYCHO-PASSの特殊拳銃ドミネーター / The Dominator will ship at March.
なんだこれやべぇ…
ギミックカッコよすぎるだろ…
PSYCHO-PASS(サイコパス)を見た感想
今回観たのは第一期の新編集版で、一話一時間枠で2話分がくっついた構成。
集中力の低さには定評のある(自称)僕なんですが、久しぶりにぶっ通しで観られる作品でした。
舞台はシビュラシステムと呼ばれるシステムに全てを管理された世界。
自分の適性やら進路やら、生活に関わる全てを最適化された…と言えば聞こえはいいんだけど、
要はディストピア系の世界。
「攻殻機動隊」とか「楽園追放」を思い出しました。
様々な人間の要素を数値化して「PSYCHO-PASS(サイコパス)」と呼んでいて、その中でも犯罪に関してを「犯罪係数」と呼ぶんだけど、実際に犯罪をしてない人でもその数値が高いと「潜在犯」として裁かれる。
1話でいきなり犯人を四散爆発させるグロシーンもあったりして、最初はこういう管理社会に疑問を持った主人公が構造を変えるために戦っていく…みたいな話になるのかと思ってたんですが、それは違いました。
と言うか、主人公だと思った常守朱(つねもりあかね)は主人公じゃなかったね。
狡噛(こうがみ)さんが主人公だったわ。
事細かに書いてくとただのあらすじの羅列になっちゃうんで、観ていて印象的だった場所をいくつか。
画面演出
カメラワークって言うのかな?
あまり難しいことは分からないですが、印象的だったシーンが多かったです。
1話での雨の表現だったり、話数は忘れたけれど、スプーキーブーギーの中の人が殺されたところで鏡越しのシーンとか(しかも鏡の水垢とか汚れが描かれてる)、換気扇越しのカメラワークとか。
事件について
新編集版の4話(本放送7,8話)は現実で起きた事件(佐世保女子高生殺害事件)との類似性が…って事でカットされた話なんだけど、ここを観てて凄くデジャヴ。
アダルトゲームの「殻ノ少女」って作品。
女子高の雰囲気とか死体を美術品(芸術品)に見立てる、とか類似点が沢山。
ググったけど、同じ感想の人はやっぱり居るみたいですね…
まぁ面白かったですが。
ドミネーター
クレジットで「ドミネーター:日高のり子」って見た瞬間一人でニヤニヤしてました。
それ以降はいつ「スーパーイナズマ(ry」と言わないか心配でした
総評
と呼べるような事を書ける語弊力も評論力も無いんですけれども(笑)
世界観の良さで一気に引き込んでくる良作でした。
ただ、こういうディストピア系を観ていていつも感じるのは
その根幹が明らかになっちゃうと、途端に世界が狭く見えてしまうところ。
なのでPSYCHO-PASS(サイコパス)で言えば僕の中では局長の禾生(かせい)が縢(かがり)を殺処分するシーン辺りまでがピークだった感があります。
でも、かなり面白かったのは間違いない。
EDの「名前のない怪物」の意味が分かった瞬間、ちょっと脳汁出ました。
引き続き、2期、劇場版と観ていきたいなと思います。
それにしても、上に挙げたドミネーター、ケース込みで約10万か…
欲しいけど流石にこれは…
うーん…
おわり